2014年2月9日日曜日

税法を支える三つの公平

税法は公平でなければならない。
公平には三つの考え方がある。

一つ、映画館税制
映画館の入館料のように、
お金持ちもそうでもない人でも、
一人頭一律に同額とすることが公平とする考え方。

二つ、コカコーラ税制
誰が飲もうと100円のコーラには5円の税金がかかる。
消費に比例した税金負担とすることが公平とする考え方。

三つ、泥棒税制
年収200万の人、年収1500万の人がいる。
それぞれが泥棒にお金を盗まれた場合、
いくらぐらいなら耐えられるだろうか。
前者は20万、後者は600万なら何とかなる。
この所得に応じて増加する税金が公平とする考え方。

これには、所得の再分配の働きもある。
泥棒であるネズミ小僧が、
お金持ちから小判を奪い、
そうでない者にばらまく。


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