2018年1月8日月曜日

理念経営

理念が人をつくり、組織をつくり、お客様を喜ばせる。


「トップの器以上に組織の器は大きくならない。」

「組織は99%トップで決まる。」

これらを同義と考えると、トップの役割を担う人は

自分の器というものを知らなければなりません。


自分たちを知ること「力相応一番主義」により、

お客様から一番に選ばれる存在になれるのです。


器の大きい人・組織は、

長所伸展のモノの見方や長期的視点で行動できる

という共通点があります。


二宮尊徳翁は、

「遠くをはかる者は富み、近くをはかる者は貧す、

それ遠くをはかる者は百年のために杉苗を植う、

まして春まきて秋実る物においてをや、ゆえに富有なり、

近くをはかる者は春植えて秋実る物をも尚遠しとして植えず、

唯眼前の利に迷うてまかずして取り、

植えずして刈り取る事のみ目につく、故に貧窮す」

と仰っています。


これは、目先の損得ではなく、

人も組織も事業も、

より遠くを見て手を打たなければならない

ことを教えてくれています。


より遠くを見据えた経営計画に基づき行動するためには、

自分たちがブレない目的(軸)が必要です。


それが、経営理念です。


そして、理念に従う正しい考えと正しい行動だけが

成果を許してくれるのです。